小売業の基本用語ガイド 基本知識
業態類型用語 業種と業態②

1. スーパーセンター
 米ウォルマートが開発したフォーマット。ドラッグストアとスーパーマーケットを
 合体させた形態である。

2. カテゴリーキラー
 1つのカテゴリーにおいて、伝統的なビジネスフォーマットを打ち破ることにより
 革新的に創造していく勢力の事を表す。スポーツ、靴、家電などの分野で、旧来からの
 フォーマットの古い経営体質を革新し、スペース、品揃え、価格や売り方でも新しい
 ビジネスモデルへと作り変えている。

3. 百貨店
 デパートメントストア。あらゆる部門が集められている店舗である。他のフォーマットの
 登場により、専門特化する方向へと進み、近年ではブランドファッションがメインと
 なっている。都心型、生活圏型の2種類あり、都心型の特徴として、来店数が少ない。
 生活圏型はエリアに居住する人の繰り返しの来店により成り立つなどと形態は異なる。

4. スペシャルストア(専門店)
 プレステージストア(特別・贅沢,高級)、デザイナーズストア、ライフスタイルストア 
 などがある。百貨店同様に都心型と生活圏型に別れそれぞれ商品構成が違う。近年では
 ライフスタイルに対し、こだわりを持つ消費者が増え、単なる品種による専門店では
 支持されなくなってきている。ノンフード分野でのカテゴリーキラー化が進んでいる。

5. 家電専門店
 家電分野はカテゴリーキラーの典型である。家電流通はメーカー支配の色合いが強かったが
 近年では小売業が大きな販売力を持ったことにより、低価格指向が強まるなどメーカー
 支配から脱却している。広いスペース、大量の在庫を持ち販売するなど、カテゴリーキラー
 としての活動の結果、消費者視点の価格や品揃えが支持され、メーカーも無視できない存在と
 なった。チェーンストア型とインデペンデント(独立型)の2タイプがある。

6. ホームファッションストア
 ホームソフトライン、キッチン、ダイニング、ベッドルームやバスルーム周辺の商品
 など扱う形態。

7. オフィス用品専門店
 オフィスサプライストア。中小企業や個人事業主のための仕入れの店舗としてから、
 オフィスサプライの需要を取り込み独立したもの。カテゴリーキラーの1つ。

8. アウトレットストア
 メーカーや小売業が過剰在庫や売れ残った商品を処分する店舗である。80年代位までは
 なるべく表に出ないような形で処分をしていたが、各社アウトレットストアが好評であり
 モールも作られるようになった。都心から離れた位置で百貨店や専門店から離れている。

9. オフプライスブランデッドストア
 ブランド品を30%~70%引きなど安く販売することを打ち出している店舗である。B級品
 の他、納品先の事情により引き取れなかった商品などを引き受け安く販売する店舗。

10. フリーザーフードストア
 冷凍食品を中心に販売する小型SMである。生鮮食品も取り扱いがあるが、冷凍食品の割合が
 50%以上超えるためフリーザーフードストアと呼ばれる。

11. リミテッドアソートメントストア
 小型店舗で、一切の装飾もなく、箱積みし商品を安く販売するフォーマットである。

12.スーパレット(小型SM)
 ショートタイムショッピングの高まりと高齢化が進み、大型スーパーやSCに出向けない層が
 増えてきて小型SMの出店を各社強化している。イオングループの「まいばすけっと」など
 がある。

13. 生活協同組合(コープ)
 消費者が出資して、その資金をもとに運営されている協同組合である。生鮮食品から
 家庭雑貨まで配送してくれるサービスがあり高齢者や単身者の支持があるが、多くの企業が
 ネット販売、宅配サービスを拡大しているため、今後の展開が注目されている。